Summary
SaaS企業への留学でFigmaに感動し、X(Twitter)でのナレッジ発信を実施。工数削減190時間・案件利益率4pt向上を示す提案書を作成して自社へのFigma導入を実現し、4ヶ月後には案件利益率18pt向上・残業時間1/3減という成果を出した。
Before
自社ではFigmaがスポット的にしか使われておらず、Photoshop中心の作業でコラボレーション・バージョン管理に課題があった。FigmaのナレッジやノウハウはGoogleで検索してもまとまった情報が少ない状態。
After
SNS発信・社内レクチャ・提案書を一体で展開し、Figma導入を実現。4ヶ月で案件利益率18pt向上・残業時間を直近3ヶ月で約1/3削減という定量成果を達成した。
Key Decisions
- 1数値シミュレーションで提案根拠を構築
感覚的な提案ではなく、工数削減・案件利益率・費用回収を試算したシミュレーションを1〜2ヶ月かけて作成。190時間削減・61%生産性向上という数値を示すことで上長の承認を得た。
- 2SNS発信と社内育成を同じコンテンツで運用
X投稿用のFigmaナレッジスライドを導入後の社内レクチャ資料として転用。外向けの発信物が社内育成資料として機能するよう設計し、制作コストを抑えながら両方に展開した。
投稿作品
スライドは3~4枚で1セットとして投稿を行いました。Figmaのクリエイティビティが視覚的に伝わるようにデザインを工夫しました。
XD → Figma便利になったこと3選



Figma痒いところに手が届くショートカット8選








Figma整列機能のここが好き4選




時短に繋がるFigmaのここが好き4選




Figmaを導入した話
留学先の企業では画像制作もFigmaで行っており、広告バナー制作をメイン業務とする自社のチームでも導入できる余地があると思ったためです。
そこで以下の情報を集めて提案に踏み切りました。
1. PhotoshopとFigmaで同様のアウトプットをした際に削減できる工数
2. 案件利益率や残業時間削減にどれだけ寄与できるか、Figma導入費用を回収できるか
シミュレーションの結果、半年間の作業の工数とクラウドストレージへのUL/DLの工数だけでも190時間工数を削減(61%生産性アップ)できるだけでなく、案件利益率も4pt向上されることがわかりました。
さらにPhotoshopの保存忘れ・先祖返りといったリスクもなくすことができるため、以上を踏まえて提案書を作成しました。
1,2ヶ月かけて提案書を作成し上長に提案すると、熱意も伝わりFigmaの導入ができ、結果的には事前にシミュレーションしていた以上の成果を出すことができました。
- 4ヶ月間で計測して案件利益率は18pt向上
- 過去データやテンプレートを流用しやすくなったためか
- 1年のうちfigmaを導入した直近3ヶ月の平均残業時間は約1/3に減少した
- 戻しが減った、作業分担できたためか
Figma導入後は運用ルールの策定やレクチャに注力し、今回ご紹介したFigmaナレッジ発信スライドもレクチャの一環として社内で共有しました。
終わりに
本取り組みは自分の好きを発信できただけではなく、社内に大きな影響を与えるきっかけとなりました。
今後も効率的なツールにアンテナを貼って取り入れていけたらと思います。